「……」
 一人になったベッドで、窓の外を見た。
「……」
 もう夕方というか、まだ夕方だ。

 あの後、二人の身体を隅から隅まで愛してしまったと思う。
 我ながら、ケダモノと呼ばれる由縁が……なんとなく分かった気もした。
 で、戦い疲れてべっとりと体液にまみれた二人は、俺を放ってシャワーを一緒に浴びに行っている。男は後回しだ。
 ……だけど、ちょっと遅いな。
 自分が行水だからもあるけど、なかなか出てこない。
 早く出てこないと、疲れたから眠くなるのに……

「志貴くん……」
「おまたせっ!」
 と、ようやくがちゃりという音と共に二人が出てきたらしい。俺はそっちの方を向きながら、
「おお、ようやく……!?」
 そこまで言ったところで、裸のアルクェイドのダイビングを受け止める羽目になっていた。
「うふふ……」
 石けんの匂い溢れたアルクェイドの裸体は、それこそ女神のように美しい。
 さつきもバスタオル一枚だけでベッドに腰掛けて、その姿もまた綺麗だった。
「おいおい……」
 俺はまだシャワー浴びてないのに……そう言う前に、アルクェイドがくふふと笑って俺を見た。
「……ったく、何してたんだよ」
「えー、知りたいのー?」
 俺が長湯の理由を尋ねるけど、ニヤニヤ笑って本気で答える気はないらしい。
「どうしよっか、さっちん?」
「え〜、そっとで教えようよ?」
「そうだね〜」
 と、二人はそれぞれ片方の耳に口を近付けると、

 ……

 とんでもないことを言った。

「……お前達」
「ん?」
「どうしたの?」
 俺が二人を見るけど、にこにこと笑うばっかり。
 ……はぁ。
「いや、なんでもない……けど、覚悟はいいよな?」
 つまりは……そう言うことな訳で。
「うん」
「もちろん。あれだけしたのにまだそんな元気だなんて、やっぱり志貴はケダモノだなあ……」
「ふん、勝手にしろ。こうなったらとことんやってやるからな」

 そう言うと、俺は二人を一緒に捕まえてぎゅっと抱きしめながら押し倒していた。

 

 

 


〜あとがき〜

ということで、ナンセンス甚だしい「俺的シナリオ後」なアルクェイド&さっちんだったわけなんですが、いかがだったでしょうか。
「真月憚月姫」でちょっと絡みのあった二人でしたが、これを書いたのもその当時(2003年11月)だったわけで、まあ今に思えば懐かしい……と(記憶を封殺したがっているようです

アルクェイドファンから盛大に殺されかれないこの作品なんですが(実際アルクェイド好きの知り合いに泣かれた)、さっちんが主役なのですからお許しをば。

で、二人がお風呂で何をしていたかといいますと、互いの膣に出された回数をカウントして、1回少なかったアルクェイドがさっちんのそこに口をあてて吸い出していたという……そういう感じです(それを書け
その辺は皆さんの妄想にお任せするとして、お読みいただいてありがとうございました。